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昆布の種類
北海道では8種類
生育する環境が昆布のいろいろな区分に影響するため、産地が銘柄となります。
昆布の国内生産量はほとんどが北海道から採取されており、全体のほぼ95%に相当します。
寒流系の褐藻類である昆布は、日本では宮城県以北の太平洋岸と北海道全域に分布し、とくに北海道が主産地となります。
日本沿岸における昆布の分布を見ると、寒流(北海道の太平洋の親潮)の流れる沿岸部では、長昆布、日高昆布、羅臼昆布等が見られ、対馬暖流の北上する日本海沿岸や、オホーツク海沿岸は細目昆布、利尻昆布が、また暖流と寒流の交錯する噴火湾から津軽海峡の沿岸には真昆布が成育しています。
![]() 8種類の昆布が生息していて、私の住む椴法華では真昆布、ガゴメ昆布、日高昆布が天然昆布として生息しています。 |
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真昆布
最も代表的な良質の昆布。肉厚があり幅も広い。 上品な甘味をもち、清澄なだしがとれますので、鍋物に適しています。また、肉厚なので佃煮にも適しています。

ガゴメ昆布
藻体表面にかごの目に似た凹凸があります。粘りが非常に強いのが特徴です。 以前は海の雑草という扱いで、積 極的に漁獲もされませんでしたが、特有の強い粘りに健康効果があると知られてからは注目されるようになりました。真昆布とほぼ同じ地域に生えています。

日高昆布(三石昆布)
植物学的な名は三石昆布ですが、日高地方で取られたものが、特に日高昆布と呼ばれています。 柔らかくて煮えやすく、味も良いので、いろいろな用途に使える万能昆布です。
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